あの夏の花火

昨日は駅前に市議が立って「宇治の花火大会が復活することになりました」と言ってました。

僕も宇治の花火大会に行ったことがあるんです。

まあ、宇治に住んでるんで、毎年だいたい見に行ってるんですけど。

行けない年は家の窓から見ます。

あれは何年前のことだったか。

その年は大学の先輩と見に行ったのでした。

花火大会と言えば、今も昔も大混雑、携帯電話も基地局が飽和したのか使えないので、兎に角はぐれないようにしないといけません。

先輩は僕の手を引いて花火の見える場所に向かいました。

そして、僕等は宇治橋の欄干に取り付いて花火を見たのでした。

花火が終わるといっせいに人が移動するので大変です。

はぐれないように僕等は再び手をつないで歩き出したのでした。

「あんな、」

先輩が言いました。「わたし、結婚することになってん。そやから手をつないで歩くのも今日が最後な」

「オメデトウゴザイマス」

僕等は人の群れに流されて駅へ向かいました。

「あなたが結婚するか、わたしが離婚したら、また手を繋ごう」

「ハイ」

僕は宇治在住なので徒歩で帰るので駅の改札で先輩と別れました。

もう何年前の花火大会のことだったかも思い出せないくらい昔の話です。

♪空に消えてった打ち上げ花火♪

■宇治の花火、4年ぶりに復活か 安全面など考慮し中止も実施の方向で検討

(産経新聞 - 05月11日 09:37)

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