食文化について

先日NHK朝イチだったと思うをみていたら

土井義晴先生のお味噌汁についてのコーナーがありました。

固定観念の具材以外でも十分美味しく食せることが

分かりやすい説明のコーナーでした。

その中で同先生が何度か口にしていたのは

味噌が濃くても薄くても味噌汁は美味しいんです、という

独特の落ち着かれた口調で話されていたのが印象に残りました。

最近TVのグルメ紹介番組などをみていると、

例えば神戸牛などのブランド牛に

雲丹やフォアグラを包んで食したりするような

下品私はそう思うなメニュー紹介を見るたび

グルメと称するのは馬鹿舌のことをいうのだとつくづく思います。

プロ野球の虚人軍が各チームの4番バッターを集めまくり低迷したのと同じ

高級素材同士を掛け合わせて食べて美味しく無い訳がありませんが

その程度のメニューしか創造できないならば

それは食の職人とは思えません。

フランスのタイヤメーカーの食品評に選ばれた店は

それなりの努力と才能があっての評価だと思いますが

我日本人としてのDNAにある食に望むものとは少し違うと思います。

食文化は多様であっていいと思います。

それを前提として敢えて言いたいのは

美味しさというのは値段に関わるものではなく

日常にありふれた食にこそ美味しさの醍醐味があるのではないか。

そういう意味で土井義晴先生の独特な言い回しにある

食文化に学びを覚えます。